「俺には友達がいるけど、お前は子供達にしか好かれてないじゃん。」
この言葉を夫から言われたとき、私は強い怒りを感じました。
それは、一番気にしている「私には心の友達がいない」という部分を突かれたから。
普段は気にしないようにしていたけれど、その言葉が私の中のコンプレックスを刺激し、怒りが爆発してしまいました。
でも、冷静になって考えてみると、これは「私の問題」と「夫の問題」が混ざり合った結果、衝突が生まれたのだと気づきました。
ここでは、感情を整理し、お互いの気持ちのすれ違いを紐解いていきます。
私の問題|夫の言葉に怒りを感じた理由
私は確かに、心からなんでも話せる友達は少ないと感じている。(と言うかいない)
そこは自分でもかなり気にしていたからこそ胸に突き刺さってしまった。
でも、それはいくつか理由がある。
▼ 私が友達との関係を築きにくい理由
① 友達よりも、子供や家庭を大事にしたいから
② 友達からの連絡に返信を怠ってしまうから
③ 疲れるから遊びたくない(これが友達がいない多くの原因)
私は皆んなに好かれようとしてしまう癖があり、それによって嫌われないように他人軸で思考して無理をして疲れてしまうという悪循環に陥っている。
他人軸で答えようとしてしまうが故に疲れてしまって、②や③の行動になてしまっている。(これは反省しなくてはならない点である)
それを気にしていたからこそ、ダメージが大きく怒りが出てしまった。
でも私が友達できないのと、今回の夫との喧嘩とは別問題であるし、
そもそも夫が子供が生まれてからでも友達と飲みにいけるのは、私が子供を見ているから!
『誰のおかげだよ!』と言いたいところでもある。
夫の問題|夫が傷ついた背景
実は、夫がこの言葉を言う前に、「私と子供たちがソファーから一斉に離れる」という出来事があった。
このとき、夫は 「自分が拒絶された」 と感じたのかもしれない。
▼ 夫が寂しさを感じた理由
① お酒を飲んで酔っ払い、子供にちょっかいを出してしまった
→ その結果、子供たちがソファーから離れた。
② 私は単にお風呂に入りたかっただけ
こんな背景があり夫から離れたのだが、
夫も「自分の価値を否定されたくない」と感じていたのかも
だから「お前は子供達にしか好かれてない」と攻撃的な言葉を言ってしまった可能性がある。
夫は、「かまってほしい」「大事に思われたい」と思っていたのではないか?
でも、その気持ちを素直に表現できず、子供をからかったり、私に嫌味を言ったりしてしまったのかもしれない。家の外でも色々なストレスがあるだろうし。
お互いに「大事にされたい」「理解されたい」と思っていた
夫も私も、「大事にされたい」「理解されたい」と思っていたのに、
その気持ちがすれ違い、お互いが自分を守るために防衛反応として言い合いになってしまった。
本当は、お互いに**「大切にしたい」「大切にされたい」** という気持ちがあるのに、
うまく伝えられないまま、傷つけ合ってしまった。
これからどうする?
私にできることは、「夫を変えること」ではなく、自分の対応を変えること。
- 傷ついたことを冷静に伝える
- 夫の言葉を受け流すスキルを身につける
- 小さな我慢を溜め込まない
- 自分の価値を「夫の言葉」ではなく、「自分が大切にしたいもの」で決める
”友達に好かれている”というのは確かに私には持っていないものだし、今後この課題にはキチンと向き合っていかなきゃいけない。でもそこは今回別問題で「自分がどう生きたいのか?」に意識を向ける ことが何よりも大事。
夫が何を言おうと、私の価値が変わるわけではないから。
夫の言葉の裏にある「寂しさ」
夫は本当は寂しいのかもしれない。
だからこそ、強がったり、嫌味を言ったり、私や子供たちにちょっかいを出してしまう。
そんな時は、「もしこれが自分の息子だったら?」 と考えてみる。
思いやりの気持ちを持って、少しだけ大きな心で受け止める。
でも、夫の気持ちを受け入れることと、私が傷つくことは別の話。
だから、私は私の気持ちも大切にしたい。
私が大切にしたいもの
子供達に好かれているということは、何より嬉しいことです。
つい周りの評価に目が行きがちだけれど、一番大切な子供達の眼差しに目を向けてあげたい。
私の心に耳を澄ますと、本当は夫を含め家族で仲良く暮らすことを望んでいる。
だからまずはそこを目指すべきなのであろう。
私に友達や仕事がうまくいかないコンプレックスがあるが故に、問題がごちゃごちゃになってしまっているが、今回問題なのは夫と私に『心に寂しさがある』『自分の価値を認めてほしい』というのがあるということ。
だからこそお互いに思いやりが大事。
私にとっては唯一の身近なパートナー
人は変えられないから、自分から変わらないと。
心に留めておきたいこと
✔ まずは子供と夫と、そして私自身を大切にすること
✔ 「どう生きたいか?」に意識を向けること
✔ 夫が何を言おうと、私の価値は変わらないこと(言葉だけに注目しない)
これからも、夫との喧嘩はたくさんあると思う。
でも、模索しながら、本当に大事なものを忘れずに、一番近い人から大切に前に進んでいきたい。
そんなことを考えた、今日この頃でした。
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